2009年11月30日 (月)

ブローチ

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素敵な絵本をみつけました。

絵本 「BROOCH/ブローチ」 渡邉良重・内田也哉子 [日本語版・英語版]

好きなグラフィックデザイナーのルーツをみていたら、

影響をうけたものにこの 渡邉良重さんの絵がありました。

やわらかなタッチで、2枚・3枚先の絵が透けて見えるような薄い紙に描かれた世界は、とても優しくて、心を落ち着かせてくれる不思議な力があります。草や花、動物や昆虫、少女の表情が、何度も手にとってしまう魅力をもっています。

本屋さんで現物を手にして、恋に落ちてしまいました*

自分に問いかけ、

心を綺麗にしてくれる言葉がたくさんあります。

To look at the world outside

is just like listening to the world within yourself.

“外の世界をみることは 内なる自分に耳を澄ますことに似ている”

働いてから、目の前のことだけ見て走ってしまった時間もたくさんありました。もうすぐ1年が終わろうとするこのごろ、改めて自分に自分について問いかける時間が必要な気がします。

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2008年12月 6日 (土)

環境をデザインするんです

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なかなか風邪の症状が治らない。早く治したいから、病院に行きました。

先生 「夜は早く帰宅して、ちゃんと寝てくださいね」

「はい・・・」

ですよねー。だから治らないんです。ああ、健康でいることって大事だな。。

お勧め本です。

「文化・建築・環境デザイン」 エイモス・ラポポート著

ラポポートさんは、建築家ではありません。でも、建築を生み出す上で考えなくてはならないこと、デザインとは何か、人に「適した」環境をつくるとはどうゆうことか、デザインの領域はどの範囲なのか・・・

とても考えさせられる課題をたくさん投げかけられ、論じられています。ラポポートさんは環境行動研究学者として、「環境デザイン」のなされた現場への数多くの調査を行なっていて、到達した論説です。うわべだけの理想論とは違い、重みのある、真実をつきつけられたようでした。これは、私たちのような建築をつくる人が読んで置くべき本だと心から感じました。

ちなみにこの本、うちの研究室の大先生が大絶賛です。珍しく。

OBの方、特に読むことをお勧めします(笑)

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2007年11月17日 (土)

裏庭

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また、読んだ本を紹介します。
「裏庭」  ■梨木 香歩 / 新潮社(2000/12)
学校での私を知っている人には、なんとも馴染みのあるタイトルです(笑)
昔、英国人一家の別荘だった洋館。その裏庭は子どもたちの恰好の遊び場となっていました。
照美という少女もそこで遊んでいました。
その洋館の裏庭は、死の世界と近いといわれている。
しかし、その本当の裏庭とは、ようかん別世界に通じている鏡があったのです。
ある日、照美は裏庭にある”裏庭”への世界へ行くことになりました。
そこは大きな木が根をはり、謎の生き物が住んでいる世界でした。
そこで照美は仲間と出会い、竜の目を取り戻しに行くことになるのです。
まさにファンタジー。
ファンタジー小説としてもおもしろくて、のめりこんでしまったけれど、
裏庭で照美が教えられたことの中には、私にとっては意味のある言葉がたくさんありました。

お話の中で、照美が着ている魔法の服は、照美の気持ちを読み取って必要な服へと変化する、便利なもの。

でも、途中で服は、傷を負って血を流し、最後は鎧になってしましました。

そのときの照美の気持ちは、現実世界の悩みや竜の目のことで、ヒステリック。ココロは傷だらけ・・・。

そんなときの言葉。

「傷を、大事にはぐくんでいくことじゃ。そこらかしか、自分というものは生まれはせんぞ」

「勇気と真実だけが、あんたをあんたにする」

「鎧をまとってまで、守ろうとしていたのは何かしら。傷つく前の無垢なあなた?・・・

あなたの今までの生活や心持ちとは相容れない異質なものがあっても、それを取り入れてなお生きようとするときの、あなた自身への準備ともいえるんじゃないかしら。『傷つき』って。」

第1回児童文学ファンタジー大賞の受賞作らしいですが、むしろ大人にこそふさわしい深みを持っている物語。

読む人によって、いろんなメッセージを得られるんじゃないかな。

私は、前に進む勇気をもらいました**

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